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引越し、ハヤシライス、ウィンナー・コーヒー
《2006-11-24 | 日記風に 》


 同僚の1さんの引越しの手伝いのため三鷹行った。といっても、引越し作業が終わったあとに遊びに行ったという方が表現的には正しい。本当に引越しの手伝いをしたつのっちてさんと合流して1さんの新居に向かい、気持ちだけ部屋の中の片付けの手伝いをした。

 人の引越しというのは見ていておもしろい。見たこともないインテリアやアイテム、思いつきもしなかった収納の仕方、気づきもしなかったその人のこだわりなんかが垣間見れる。1さんは荷物が少なかった。1人分のドレッシングをかけた2人前のサラダような、とてもさっぱりした部屋になりそうだった。

 その後ハヤシライスとオムライスがおいしいというお店に案内してもらい、僕はそのお店でカレーライスを注文した。どうも僕は天邪鬼でいかん。でも僕はハヤシライスより断然カレーライスが好きなのだ。オムライスは自分でつくることがよくある(もちろん、とてもじゃないがおいしいオムライスとは言い難いが)。だからカレーなのだ。どう考えてもカレーライス以外に注文するものはない。

 出てきたカレーを食べた。普通だった。ハヤシライスとオムライスを一口ずつもらった。とてもおいしかった。僕はもっと素直になるべきだと思った。

 その後、男4人でだらだらとくだらない話を続けた。明日からの社員旅行のこと。沖縄のこと。グーグルと米軍が手を組んだら世界はどうなるのかということ。東京にはバイクを止めるところが少ないということ。地方の居酒屋には駐車場があるが、それは飲酒運転を容認しているのではないかということ。その居酒屋の近くに警察署と代行運転の業者を並べておけば、代行運転業者は濡れ手に粟でもうかるのではないかということ。虫歯というのは技術的に永久治療ができるのだが、そんなことをしたら全国の歯医者さんが失業してしまうので、いつまで経ってもその永久治療法はデビューできないという都市伝説があること。大勢の男の中に少人数の女の子がいるという状況下での女の子のちやほやされ具合と、大勢の女の子の中にいる少数の男の扱われ方は決してイコールではないということ。今では保険証というのはカードが一般的であることを知った。ウィンナー・コーヒーというのはウイーン風のコーヒーだということを知った(僕はその記念として、食後にウィンナー・コーヒーを飲んだ)。えげつない女の話。うんぬん。

ウィンナー・コーヒー お店はとてもおしゃれだった。こんなところに女の子と2人で来れたら素敵だろうなと思った。でも僕は今男4人でいる。そしておいしいハヤシライスやオムライスは見送り、普通のカレーライスを食べた。やれやれ。

 そうそう、24日から沖縄へ社員旅行です。では、行ってきます。

◆DAILIES Cafe>デート通.jp

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萌え萌え、ふうふう、ちゅうちゅう
《2006-11-22 | 日記風に 》


机の上 アキバに強いやぺっちと一緒にアキバに行ってきた。日曜の話だ。そのやぺっちのナイス・ディレクションにより『じゃんぱら』というお店で、中古のノートパソコンとデュアルモニタを購入。13万円でお釣りがきた。さすがである。
(→きのうの夜やっと繋げたよ……)

 この日のノルマをこなした僕らは、メイド喫茶に行くことにした。

路上でうたうアイドルの有希さん 僕らはメイドからお店のフライヤーをもらうために駅前に移動した。雨にもかかわらず、アキバには多くの人と、それと同じ数だけの傘が道を覆いつくしていた。そして、駅前、電気街口にはメイドがずらりと並んでおのおののお店のフライヤーをばら撒いていた。中にはアイドルの卵みたいな人が自分でチラシを配ったり、雨の中を歌をうたいながら踊ったり跳ねたりしている。まわりのみんなは手拍子。ノリのいい文化祭でもやってるみたいだ。カオス。

 駅前はごちゃごちゃしてるだけのようなので、僕らは少し離れた道路でフライヤーを配っているメイドさんに声をかけてみた。

「この辺で人気のメイド喫茶ってどこですか?」とやぺっち。
「う〜ん、やっぱり、アットホームカフェですかねぇ」と街のメイド。
 自分の店じゃねーのかよ、と思うが僕は口にはしない。
「アットホームカフェってよく聞きますけど、何で人気なのですかね?」
「う〜ん、萌え萌えじゃんけんとかやってるからじゃないですかねぇ」と街のメイド。
 萌え萌えじゃんけん……。何かわからない用語が出てきたが、たぶんじゃんけんに似た何かではないかと僕は推測をして、無駄なツッコミは入れずに話を先に進めることにした。
「へぇ、じゃあ、お姉さんのお店はどんなことやるんですか?」
「“ふうふうあーん”とかしますよ。うふふ」
「“ふうふうあーん”って何スか?」
「“ふうふう”ってして、“あーん”ってするんです。あはははは」
「わかりました。どうもです」

 めんどくさいので僕らはその店に行くことにした。「お店まで案内してくれますか」とお願いしたが、「そういうのやってないんですぅ」と口をすぼめながら言われた。メイド喫茶的には同伴はNGなのだろうか。勉強になった。なので、僕らはもらった地図を頼りに自力でお店を探した。

コスチャ お店の名前は『cos-cha』。「コスチャ」と読む。店内は教室風に机やイスが並んでいるゾーンと、普通の喫茶店みたいなエリアがあった。カウンターはなし。2つあるモニタでは「ぷっすま」やその他のテレビ番組でコスチャが紹介されたときのビデオがエンドレスで流れていた。ちなみにこのお店では女の子のことをメイドではなく、エンジェルと呼ぶらしい。まあ、どっちでもいいけどね。

 メニューを開くと一番最初に『ゴレンジャイフロート(ちゅうちゅうごっくん付き)』と書かれていた。ちゅうちゅうごっくん……。また何かわからない用語が出てきた。今度は推測もできない。「せっかくなんで、コレいってくださいよ」とやぺっち。

 僕は注文をとりに来たエンジェルにゴレンジャイフロート(5色あるうちから赤をチョイスした)をオーダーして、ちゅうちゅうごっくんしてもらった。ちなみに値段は1,000円である。1,000円も払うのだから、ちゅうちゅうごっくんしてもらわないわけにはいかない。しかし、ちゅうちゅうごっくんが何なのかここには書かない。知りたい人は直接コスチャに行ってみてください。

コスチャのトイレ内 予想外に女の子グループが多かったような気がする。コスプレをした女の子2人連れもいたし、カップルもいた。もちろん野郎連中でどよどよと入ってくる客もいたし(僕らもそうだ)、いかにもというおっさんもいた。1人で来るおっさんとかイモくさい兄ちゃんは、たいてい教室ゾーンに座っていた。身体のでかいはげかかったおっさんが学校風の机にぽつんと座っている図はなかなか考えさせられるものがあった。

 ヴィジュアルメイクをした女の子やお姫様ファンションのお嬢様がしずしずと食事をしたりしている。コスプレをした女の子は、じゃんけんミックスジュースみたいなのに挑戦して、ミルクともずくとマーマレードと生卵のミックスジュースを一気飲みしていた。これで2,500円らしい。カオス。

 僕らは最初のドリンクだけで90分ほどねばって店を出た。なので値段は1,800円くらい。ちゅうちゅうごっくん分のお金を差し引けば、普通の喫茶店だ。料理を頼んで“ふうふうあーん”などをしてもらっていればもう少し高くついたのだろうけど、僕らはちゅうちゅうごっくんだけにに留めておいたのが良かったのだと思う。

◆::::Cafe&Kitchen Cos-Cha:::

◆秋葉原 メイドカフェ @ほぉ〜むcafe | アットホーム ワールド

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天井のない教室、オープニンググラフック、自分が望むもの
《2006-11-21 | 日記風に 》


 夢を見た。

 そこは教室のようなところで、多分同窓会をしていたのだろう。とても懐かしい顔がならんでいた。そして僕はどういうわけか自由に空を飛ぶことができた。僕は誰も自分を見ていないことを確かめるとふわりと宙に浮いて、上からみんなを眺めることができた。都合のいいことに(得てして夢の序盤というのは自分の都合のいいように展開されるものである)、教室には天井というものがなかった。僕は友達のとの会話に飽きてくると、ビルの4階くらいの高さのところまですーっと浮かびあがって、彼らを俯瞰した。宙に浮いてみてわかったのだが、人間という生き物はある程度のラインより高い位置にあるものには気づきにくいのだ。人間は、基本的に下を見ながら生きているのだろう。

 この同窓会にも飽きてきたので、僕は宙に浮いたまま散歩に出かけることにした。文字通り外へ飛び出した。

 僕は両手を広げ鳥のように空を飛ぶ。大空を泳ぐようにし移動し、街を見下ろす。タフなコンドルのように空を舞うのだ。RPGのオープニンググラフックのように街はきれいだった。

 すると、ポケットに入れていた携帯が音をあげて鳴った。僕は携帯を手に取り、通話ボタンを押し、もしもしと言った。しかし電話は何も喋らなかった。電話から返事がないので、僕は電波が悪いのだと判断した。僕はさらに高い位置に身体を浮かせる。高い場所であれば電波も良好であるような気がしたからだ。しかし、結局電話は黙ったまま切れてしまった。誰かが僕と話したがっている。でも、僕らは繋がることができない。電波が悪いからだ。僕は電波の良い場所を探すために移動する。電波の良い場所へ。でも、電波の良い場所ってどこなんだ? そんなことはわからない。でもここではないことだけはわかっている。だから僕は動かなければならない。しかし結局電話は死んだままだった。鳴らないし、かけることもできない。僕は電波的に間違った場所に移動してしまったようだ。

 あきらめて帰ることにした。帰る? どこへ? とにかく帰るのだ。いつまでも空を飛んでいるわけにはいかない。でも僕はどこへ向かって飛んでいけばいいのかさっぱりわからない。そもそも今自分がいる場所がどこなのかわからない。何かに追い詰められるような焦りが生まれてきた。僕は意味もなく当てもなく、似たような場所を行ったり来たりする。しかし蟻地獄に落ちた蟻のように、もがけばもがくほど状況はさらに悪くなり、取り返しのつかないような場所に迷い込んでいってしまう。

 夢というものは、いざ自分が何かをしようと決断すると、それができなくなってしまうものだ。恐いものから逃げようと思うと足が動かなくなる。おいしいものを食べようとすると手が動かなくなる。女を抱こうとすると身体が動かなくなる。自分が望めば望むほど、それは遠ざかっていく。それが夢というものだ。ダブルミーニング。

 僕は途方にくれる。

 そして、目が覚めた。

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結婚、同窓会、現在
《2006-11-19 | 日記風に 》


「フクシマは結婚せんがん?」と僕は訊いた。
「う〜ん……」と彼女は答えた。「一応、来年に予定あるげん」と続けた。
「そうか」と僕は返事をした。「おめでと」
「うん」と彼女は答えた。
 僕は低く笑ってから「なんかおもしろくなさそうやね」と言った。
 彼女はちょっと疲れたような声になり「いろいろあってんて」と言った。
「そうか。とにかく、おめでと」と言ったあとに、そりゃいろいろあるだろうよ、と思ったが口にはしなかった。僕らはお互いにおやすみと言って、電話を切った。

 僕のまわりではみんなバタバタと結婚していく。マシンガンのようなものに撃たれてバタバタと倒れていくように。否、撃たれているのか、間一髪逃げのびたのかはわからないが、まあとにかくそんなようなイメージだ。

 まあいい。

 いろいろなきっかけがあり、小学校のときの同窓会を開くことになりそうだ。二十歳のとき、成人式で何人かの当時の友達と再会した年の夏にも同じことをやった。そのときも僕と先の彼女とで連絡を取り合っていたような気がする。あれから10年も経つのだ。てゆーか、小学校卒業から数えれば17〜18年経つ。信じられないような時間だ。だいたい両手を使っても数えられない数なのだ。これだけ時間があれば火星にだって旅行できるんじゃないかと思える。そして、ところどころで見かけたり小耳に挟んだりする昔の小学生達も今では結婚して子どもがいたりなんかする。女の子は苗字が変わっていたりするわけだ。なんだか、随分遠くまで来たもんだなというか、取り返しのつかない時間が流れてしまった気さえしてしまう。

 二十歳のときの同窓会はぐだぐだしてるうちに5〜6人しか集まらずに終わってしまった。はっきり言って失敗に近いものがある。その後、彼女から連絡があり、「同窓会ってものは何回かやってみて徐々に連絡できる人間を広げていって、何年かかけて人数を増やしていくもんねんて。だから今回のは今回で手始めとしてはまあ別にいいんじゃないの」的なことを言っていた。僕はそうだね、と言ったのを最後に今まで彼女とは連絡を取ってない。

 10年。

 僕らはそれぞれの時間をどう過ごしてきたのだろうか。そして僕らはそれぞれどんな現在を抱えているのだろうか。とても興味がある。

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屋上の少女の結末は……
《2006-11-16 | ガラクタ箱 》



 ——物語は、まだ終わらない。

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渋谷、原宿、高田馬場
《2006-11-16 | 日記風に 》


 仕事を早く終えて渋谷に向かった。デスノートの後編を観ようと思ったのだ。ウイークディの真ん中だし雨も降っていたので狙い目かと思ったのだが、立ち見のようだったので諦めた。

 何もすることがなくなったので原宿まで歩いてみることにした。途中、原宿で働いている友達何人かに電話をしてみたが、相手にしてもらえなかったので、そのままJRに乗って馬場に向かった。

 馬場について、なんとなく早稲田通りを歩き、適当なハンバーグ屋さんに入った。僕は200グラムで950円のハンバーグをオーダーした。メニューによると1,500グラムで5,110円のハンバーグもあるらしい。僕は1,500グラムのハンバーグを想像しようとしてみたがうまくイメージできなかった。次に5,110円のハンバーグというものを思い浮かべるよう勤めたがあまり満足のいく結果は得られなかった。僕のハンバーグに対する知識はたいしたものではないようだ。

 僕の頼んだ200グラムで950円のハンバーグは、別にこれといって美味しいわけでも、美味しくないわけでもなかった。美味しいと言われれば美味しいし、美味しくないと言われれば美味しくない。もしかしたら、美味しいと美味しくないのちょうど中間地点にある美味しさなのかもしれないが、とにかく僕は200グラムのハンバーグを食べて950円を支払った。

 馬場の駅に着くと階段の脇で浮浪者がジャンパーみたいなものを頭からかぶって眠っていた。ジャンパーは昔は緑色だったのだろうと推測されるが、今は何と呼んでいいのかわからない色になっていた。その浮浪者の前を通りすぎて階段を下っていると、おばさん2人がしゃがみこんで、あくせくと何かをしていた。多分何かの拍子にスーパーの袋の中にあった瓶が割れて、中の液体がこぼれ出てしまったのだろう。あたりには酸っぱいにおいが充満していた。一瞬さっき寝ていた浮浪者のにおいかと思ったが、このこぼれた液体のにおいようだ。割れた瓶というのは黒酢の瓶のようで、あたりには黒い液体がよくわからない模様を描いていた。その瓶からこぼれた黒酢はまるで何かから逃げ出す蟻の大群のように後から後からあふれ出し、広がり、階段をくだっている。見ようによっては、悪の化身みたいなものがゆっくりと地上に降り立ったような不気味さがあった。

 ホームに着くと、酔っ払ったとても醜いサラリーマン2人がじゃれ合いながら歩いていた。年は50歳代くらいだろう。見ているだけで不思議とストレスがたまる2人だった。醜い人間というのは、どうしてここまで人を不快にさせるのだろうか。

 僕は7分遅れて到着した東西線に乗って中野に向かった。デスノートを観るよりも殺伐とした時間を過ごせたかもしれない。

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新幹線の座席について
《2006-11-15 | 日記風に 》


 彼はむすっとしていた。誰が見ても不機嫌であることがすぐにわかる。それは、彼が外国人で、そしていつも戦争ばかりしていて、不幸な歴史と陰鬱な現実を繰り返しているような中東系の顔立ちをしているからではない。人として明らかに気分を害していることが手に取るようにわかるのだった。

 僕はいとこの結婚式を終えて電車に乗って金沢から越後湯沢まで行き、東京へ向かう新幹線に乗り換えたところだった。僕と妹は5号車の指定席に着いた。それに前後するように、その他の知らない人たちも切符と網棚の手間に書いてある数字を見比べながら、おのおのの席に着いていった。

 その中にまぎれて彼は5号車の通路を行ったり来たりしていたのだ。つまり手持ちの切符に書かれている座席がどこにあるのかわからなかったのだろう。

 やがて彼はどこかに行ってしまったのだが、しばらくすると気が弱く親切そうな大学生風の背の高い男を連れて、我が5号車に戻ってきた。大学生はじいっと外人の切符を見て、何かを考えているようだった。「じい」っという音が聞こえてきそうなくらい、じいっと切符を見つめていた。日本人が見てもどの座席に座ればいいのかわからないだから、どこかの外国語で書かれた切符なのか、そもそもそれは新幹線の切符ではない他の何かのチケットなのかどちらかなのだろう。まあ、あるいは、その両方なのかもしれないが。

 とにかくその外国人は明らかにむすっとした表情で切符を解読しようとしている大学生の隣に仁王立ちしていた。まるで動く石造みたいな威圧感だった。ただ、動く石造と彼との間に違いがあるとすれば、動く石造は石造が動くことで迫力を出していることに対し、彼はまったく動かないことで威圧感を放っていることだった。

 結局その大学生風の男にも石造の座席がわからなかったようで、偶然通りかかった車掌さんが石造のめんどうを見ることになった。

 ただ、残念なことに、彼らは5号車と6号車の連結部分にが移動してしまったのだ。つまり僕には石造と車掌の間にどんなやりとりが交わされたのかが、いまいちわからない。わかっているのは、ときどき何かの拍子で連結部分の自動ドアが開き、その度に石造がホットになっていき、最終的には怒鳴りちらして、その辺の壁を2〜3回蹴飛ばして6号車の方へ行ってしまったという、細切れの途中経過と結果だけだ。

 怒った石造が持っていた切符(らしきもの)が結局何だったのか、そして、その切符が何であるにしろ、どうしてあんなにもエキサイトしなければいけなかったのか。僕は今でも気になって仕方がない。

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