yuko's diary
〜マイケル・ジョーダンとデトロイト・ピストンズをこよなく愛す濃いぃNBAマニア日記〜
署名にご協力お願いします!→「Save Sheed And The NBA Petition(ラシードとNBAを救おう)」
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■2007年05月17日 【重要なお知らせ】blog引越し
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いつまでたってもアクセスできないこのblogについに愛想を尽かしました。

実を言うと、以前からここのblogは重たすぎて(もしくは突然のサーバーメンテナンスにより)、アクセスできないことがしばしばあり、読者の皆様に迷惑を掛けっぱなしだったのですが、ここ4日間に渡る「アクセス不可能状態」に、「こいつはヤバイ」とようやく重い腰を上げた次第です。

もう二度と復活しないんじゃないかと思っていたので、とりあえずここのサーバーが復活してくれて嬉しい限りです。バックアップも無事取れましたし、既に始めている新しいblogのほうに過去ログを移行しようと思っています。

新しいblogは こちらです。

コメントはここではなく、新しいblogのほうにお願いします。
(こちらにコメントいただいても、皆さんのせっかくの貴重なコメントが新しいblogに移行できないかもしれない恐れがあるので。)

それでは今後ともどうぞよろしくお願いします。

yuko's diary: http://yukomj23.blog104.fc2.com/

■2007年05月10日 Round 2 Game 3: Pistons vs Bulls
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Pistons 81, Bulls 74

ついに王手!

第2Qに10点しか取れなかったピストンズ。前半のブルズの猛攻で付けられた19点差を、第3Qの頑張りで見事にひっくり返しての大勝利!!

第3Q追い上げのカギを握ったのは、ゾーンディフェンスとテイション&チャウンシーのオフェンス。テイションはリバウンドでも大貢献。前半ほとんど存在感が無かったのに、終わってみれば23得点11リバウンドのダブルダブル。

今日はもう一人ダブルダブルがいる。ラシードは第1Qのローポストからの連続得点の後、ファウルトラブルでベンチに下がらざるを得なくなったが、コートにいる間はオフェンスだけでなくディフェンスも素晴らしく良かった(16点、11リバウンド、5ブロック)。第3Qのブザービータースリーポイントを含めて、後半のピストンズの追い上げと第4Qの逆転の原動力となった。今日のPlayer of the Gameは、テイションとラシード二人にあげたいと思う。

また、ほとんど良いところがなかった前半に、たった一人でスコアし続けたリップに大感謝。

今日全く良いところがなかったウェバーには、Game4でしっかり頑張って名誉挽回してもらいたいところだ。そして、ウェバーの代わりに30分近くも出場してハッスルプレイを連発してくれたダイスにもありがとう。おばあちゃんの病状が良くないので心配だとは思うけど、病床でダイスを応援しているおばあちゃんのためにもGame4も頑張ってね!

それにしても、19点差を逆転されたブルズのショックは半端じゃないと思う。ブルズがベストを尽くしたゲームをこんな風にひっくり返されてしまったら、もう立ち直れないんじゃないかと。。。いや、たぶん、0勝3敗の今が、若いブルズにとって大事なポイントなんだと思う。このまま尻尾を巻いて逃げるか、失敗をバネに強く成長するか。ブルズのメンタルタフネスが試されるGame4は、日曜日の午後3時半から。

日曜日の放送はabcかぁ。。。全国ネットのabcがNBAの試合を放送すると、ゲームがつまらなく見えるからイヤなんだよなー。ちなみに今日は、デトロイトのローカル局FSN Detroitが放送してくれたのでとても良かったです。ジョージ・ブラハの"Count that baby, and a foul!"も聞けたしね。あれ大好き♪(日本の皆さんにはあまり馴染みの無いネタかも。。すいません。)

Deeetroit Basketbaaall:-)

■2007年05月07日 Round 2 Game 2: Bulls vs Pistons
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Pistons 108, Bulls 87
接戦になると思われたGame2は、なんとまたしてもピストンズのblow outで終わってしまった。

スコアボードを見ると、Game1と似たような点差だが、試合内容は全然違うものだった。Game1はチャウンシーが最初にスパークしてピストンズを引っ張り、最終的にはチャウンシーとリップがリーディングスコアラーになった。つまり、ガード陣がリードした試合だった。

私はGame1の記事で(5月5日)、Game2ではブルズはチャウンシーを潰しにかかるのではないかと書いた。実際、(たぶん)ブルズはそのつもりでいたんじゃないかと思う。が、ピストンズはその逆をついて、第1Qはインサイド勝負を仕掛けた。ウェバー、ラシード主体のローポストからの攻撃と、プリンス&リップのカットインを多用したのである。意外な攻撃にびっくりしたのか、ブルズはピストンズを全く止めることができず、第1Qの開始2分でスコアは8-0。第1Qが終わる頃、その点差は16点になり、ハーフタイムには24点差となった。

点差が付いた後は、時間をたっぷり使う攻め方に変えたのでミドルシュートやスリーが多くなったが、最終的にペイント内の得点はCHI28-DET26と両チームともほとんど差が無かったのは前半のインサイドオフェンスのお陰である。

ブルズはPFのPJ.ブラウンが開始早々に2ファウルしてベンチに下がり、さらにエースのベン・ゴードンが前半からGame1同様のファウルトラブル。テイションがデングを上手に抑えたのと、ハインリックのシュートが鳴かず飛ばずだったのとで、前半のブルズのリーディングスコアラーはなんと、ベン・ウォレスだった。ベンがリーディングスコアラーになる試合というのは、ブルズにとってロクなことが無いが、今日もまた例外ではなかった

今日の試合で一番嬉しかったのは、リバウンド勝負に勝ったこと。サンダースは試合前に、

"No rebounds, no rings."−「リバウンド無くして(優勝)リング無し」

と、プレイヤーたちにリバウンドをしっかり取ることを強調して話したそうだが、それが効いたのかどうか、今日はコートにいる全員がポジションに関係なくガンガンリバウンドを取っていた。

リップの9本(オフェンスが4)を筆頭に、マキシールが8、ラシード、テイション、ウェバー、ダイスが7。しかも、今日はオフェンスリバウンドで15-8とブルズにかなりの差をつけている。15本のオフェンスリバウンドの努力は22点のセカンドチャンスポイントを生み出し、今日のblow outを実現した大きな要因となった。

シーズン中ずっと課題だったリバウンドがここにきてよく取れるようになったのはなぜかというと、

1.ブルズがゾーンディフェンスをするときに、ピストンズのビッグマンがブルズのディフェンダーよりもサイズ的に大きいことがある。

2.ブルズがマンツーマンディフェンスをするとき、ラシードもしくはウェバーが外に出ることがある。二人のうちのどちらかをディフェンスするベンがゴールから遠ざかるため、ベンの本来のリバウンド力が発揮できない。

3.ブルズはジャンプシュートのチームなので、リバウンドが外に跳ねやすい。ガード陣、特にテイション、リップ、デルフィーノはそれを予測して、積極的にリバウンドを取りに行っている。

4.ブルズは、大きくリードされると、ベンを下げて、スコアできるプレイヤーをコートに入れる傾向にある。が、これをすると、インサイドのディフェンス力とリバウンド力が下がる結果になる。

、、、と私は思う(他にも色々理由はあると思うので、思いついた人がいたら教えてください)。

ブルズは、ピストンズの勢いをなんとか止めようと、後半は色々なディフェンスを試みた。いつものマンツーマンのほかに、3/4コートトラップ、ゾーン、ハーフコートトラップ、etc。しかし、残念ながらどれも上手く行かず。チャウンシーにボールを持たせない、もしくはミスを誘発する作戦として使ったトラップディフェンスも、テイションとの上手なパス回しで難なく回避。普段チャウンシーがするボール運びを、まるで「いつもやってるんですよ俺」と言わんばかりにスムーズにヘルプするテイションを見て、本当にテイションっていうのは何でも出来て実に便利な選手だなぁといつも思う。

今日はスタメン全員が2桁得点。中でも、序盤のロケットスタートを作ってくれたウェバー(22点)は、10/11のFG成功率。もしファウルトラブルが無かったら、30点は行っていたと思う。

今日のレフェリーは、ブルズをなんとか勝たせようと頑張ったらしく、必要以上に笛を吹いては試合を何度も何度も止めてくれた。シュートが相変わらず不調なブルズが80点以上取れた理由は、52回もFTを打つ機会を与えられたからである(そのうち決めたのは37本)。ピストンズのビッグマンは揃いも揃ってファウルトラブルに陥ったが、今日はそれがピストンズの勢いを止める原因にはならなかった。ラシードはたったの18分の出場ながら、パーフェクトなFG4/4で10得点、7リバウンド。ファウルトラブルで試合を通してほぼずっとベンチに座っていたラシードはとても歯がゆそうな顔をしていた。きっとGame3は今日のうっぷんを晴らすようなプレイをしてくれると思う。


こんな大勝ちはピストンズらしくないので、かえって不安になるなぁ。こんなに簡単に勝ててしまうと、不気味な感じさえする。Game3はシカゴのホームだし、この2試合の楽勝のせいで油断して、コテンパンにやられちゃうんじゃないだろうか・・・。こんなに素晴らしい勝ち方をした後で言う台詞じゃないんだけどさ。。

今日のゲームは、「ブルズは強いチームだ。必ずGame1よりも数段上のパフォーマンスをしてくるに違いない」と気を引き締めて臨んだのが良かった。これからの問題は、この緊張感をいつまで保てるか、である。

次の試合は木曜日、午後9時から(東部時間)、シカゴにコートを移して行われる。木曜日まで中2日ある。ホームとアウェイでは心構えも戦い方も違う。ベンチのサポートもホームゲームほど期待できないだろう。今日は試合が最初からいきなりピストンズの一方的な展開になったので、ブルズにはあまり良いところがなかった。でも、Game3はこんなに簡単には勝てないぞ、と本当に思う。気を緩めたらあっという間にやられてしまいそうな気がする。今日はゲームには勝ったけど、TOの多さなど反省も多々ある。ブルズの息の根を止めるまでは、4勝するまでは絶対に油断しないで欲しい。

Go Pistons!

■2007年05月05日 Round 2 Game 1: Bulls vs Pistons
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Pistons 95, Bulls 69

シカゴとの初戦。26点差の大勝利!パレスはこれ以上無いほど盛り上がっていました!

今日の試合のキーポイントは、いつもは第4Qになるまではアシストに徹し、あくまでシュートを打たないチャウンシーが、第1Qから積極的に点を取りに行ったこと。そのお陰でマッチアップのゴードンを早々にファウルトラブルに陥らせることができたこと。つまり、第1Qの戦い方で試合の流れが決まってしまったのである。

そして、今夜一番インパクトがあったのは、第2Qのリンジー。彼のタイトなディフェンスにブルズはTO連発。前半終了時にはDET54-CHI41と13点差をつけることができた。

今日は、ピストンズのディフェンスがどうのこうのというよりも、ブルズがターンオーバーで自滅した感があった。そしてマイアミ戦では絶好調だったブルズのジャンプシュートが全く入らず。たぶん、1stラウンドの終わりから今日まで1週間も休みがあったので、せっかくノリに乗っていたリズムをなくしてしまったんだと思う。

でもブルズはとても強いチームだ。Game2はきっとこんな大差の試合にはならない。恐らくGameは激しい接戦になるだろう。ピストンズは今日の大勝に気を緩めず、いつものデトロイトバスケットボールをしなければならない。


ちょっとこれからダーリンと祝杯をあげるので、詳しいことはまた後で♪

<追記>
詳しい試合内容を書こうと思ったんですが、日本でも放送があったようだし、Game2が明日の夜に迫っているので今回は省略させていただきます。お陰様で昨日今日は美味しいお酒が飲めて幸せでした(と、ダーリンが言っていました。私はあまり飲めないのでちょこっと付き合っただけ)。

上にも書いたけど、Game2はGame1のように簡単にはいかないと思う。私がブルズのコーチだったら、ピストンズ対策として、チャウンシーをファウルトラブルに追い込み、前半のプレイタイムを制限させることから始めると思う。ピストンズはスタメン+ダイスの6人が毎試合2桁得点できるバランスの良いオフェンス力を持っていることが長所だけど、そのバランスと試合のリズムは、ほとんどがチャウンシーによって築かれる。チャウンシーがコートにいなければ、多少なりともピストンズはリズムを崩されてしまうだろう。「ピストンズが怖いのはバックコート」と言われているだけに、また、ブルズはバックコートが命なオフェンスをするだけに、ブルズにとっては、チャウンシーをどうにかすることが必要になってくる。

しかし、ピストンズもそれは考慮済みなはず。チャウンシーめがけてファウルをもらいに突っ込んでくるブルズをどう止めるのか、もしくはどうやってカバーするのか。考えれば考えるほど楽しいシリーズになりそうだ。

次の試合は月曜日(明日)の午後8時から。パレスで一生懸命応援してきます。きっとゲームは接戦になるだろうから、ピストンズは私たちの応援が必要になるはず。


Gooo Pistons!!

■2007年04月30日 テイション、ALL-DEFENSIVE SECOND TEAMに選出される
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我らがテイション・プリンスが3年連続NBA ALL-DEFENSIVE SECOND TEAMに選ばれました!!

おめでとうテイション!

次のブルズ戦でも頑張って強敵デングを抑えてね!!

<追記>
れいさんのblogで紹介していた歴代プレイオフブロックトップ10のビデオが素晴らしかったのでご覧あれ。テイションの「レジーミラーブロック」はもはや伝説です。

■2007年04月29日 ダラスまさかの崖っぷち
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今、マブス対ウォリアーズ見ましたが、、、。

まさかのまさか、シーズン67勝もしたダラスが、15敗しかしていないダラスが、8位シードのGSにここまで追い詰められるなんて誰が思ったでしょう。ブルズがヒートをスィープするのはある程度予想していましたが、まさか西の王者も崖っぷちとは。今年のPOは本当に面白いです。

イーストの第1ラウンドがあまり面白くないので(ピストンズが4試合で片付けたのはいいとして、ブルズもスィープだったし、クリーブランドもこのまま4つで終わりそうだし、トロントは負け越したし、、、)、西の試合を特に重点的に見てしまう私。特にダラス対GSは見ていて本当に面白いです。ピストンズとは正反対なアップテンポのゲーム。私はどっちのチームのファンでもないからでしょうが、純粋にバスケットを楽しんでいるウォリアーズの選手たちを見ると、なんだか微笑ましくて良いですね。ウォリアーズの本拠地オークランド(サンフランシスコ)は、ファンがものすごく熱い。勝っても負けても一生懸命応援している。ああいうファンがアリーナに集まると、選手も嬉しいでしょう。勝つことに慣れすぎてしまったピストンズファンも、そこは見習わなければならないと思います。

でもGSは所詮6人ローテーションのチーム。今ダラスを倒してもファイナルまで行けるとは思えない。せっかくダラスを倒しても、次で負けたらもったいない。だったら人材が揃っていてHCも優秀なダラスに勝ち進んで欲しい。でないとファイナルがつまらないからです。

次のダラス対ウォリアーズ試合は火曜日。ダラスにホームを移しての戦いです。西の王者は意地と実力を出せるでしょうか。

そして我らがピストンズも、第1シードだからと言って決して気を緩めるわけにはいかない相手がついに目の前にやってきました。今年のPOは下克上が流行りなのかもしれないけど、そんな風潮に惑わされず、いつものデトロイトバスケットボールでブルズもその次の相手も倒してファイナルに行って欲しいです。頑張れピストンズ。

■2007年04月28日 Round 1 Game 4: Pistons vs Magic
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Pistons 97, Magic 93

1990年以来のスィープ達成!しかしその道のりは決して楽なものではなかった。

ドゥワイト・ハワードはベストゲーム(29点17リバウンド)をしたし、ペイント内の得点は56-26で、マジックが圧倒的に支配した。ピストンズはこのシリーズで最多の16TOを犯し、アシストでもORD19-DET17と2つ差で負け。TOを連発した前半は特に、ピストンズらしさがどこかへ行ってしまったようなゲームをしていた。

それでも僅差で戦えていた理由は、6/15のスリーポイントと、31/38(81.6%)のFTにあったと言える(マジックのスリーは2/8で25%、FTは19/31で61.3%)。

そして勝負の山場は、いつものように第4Qの最後の数分にやってきた。

残り3分18秒、グラント・ヒルのダンクが決まって、ORD85-DET80の5点差を付けられる。ピストンズはここでタイムアウト。タイムアウト明けのピストンズの面々は、いつものようにとても落ち着いていた。

最初はピストンズの攻撃。チャウンシーとラシードの高い位置でのピック&ロールから、ラシードのスリー、決まったぁぁああああ!これで85-83と2点差に詰め寄る。

次はマジックの攻撃。ピストンズのディフェンスが非常にタイトになる。マジックはボールを保持しきれずにラインの外へ、、と思ったらそれがチャウンシーのルーズボールファウルとみなされ、ダーコがフリースロー。FT2本のうち1本だけ決まって、スコアはORD86-DET83の3点差。

ピストンズはトップのチャウンシーから45度スリーポイントライン上にいるラシード、次にほぼ160度にいたリップへとボールが渡り、リップは迷わずローポストのC-Webbへ。C-Webbは周りを見ながら、パスを出せるかどうかを見極めながら4回ほどドリブルして、ゆっくりポンプフェイクを入れてから、ハワード越しにお得意のフックシュートを決めた。ウェバーにパスが渡る前の、3人による速いパス回しが生んだプレイとも言える。

さて、これでORD86-DET85といよいよ1点差まで詰め寄ったピストンズ。次はディフェンスだ。ローポストのハワードにボールが入った、ガードしているのはC-Webbだ、一人で止められるのか?と思った矢先、C-Webbがハワードの手からボールを弾いたぁぁぁ、弾かれたボールはテイションへ。C-Webb、ナイススティール!!

スコアは依然ORD86-DET85。ピストンズボール。アウトオブバウンズの後、レーンのトップあたりでボールをもらったC-Webbが、ペイント内に走りこんでいたリップにナイスパス!自分よりも7インチも小さいネルソンにガードされていたリップは、パスをもらってそのままジャンプシュート、入ったーーっ!ついに逆転!DET87-ORD86。

マジックはたまらずタイムアウトを取る。しかし、タイムアウト後のマジックの攻撃で、グラント・ヒルがインサイドのトーコルーに出そうとしたパスがリップの手に弾かれ、ボールはピストンズの手に。マジックの痛すぎるターンオーバーだった。

そしてピストンズの攻撃。チャウンシーがトップでラシードのスクリーンを受けてペネトレイトし、そのままハワード越しにレイアップ!!!ハワードの高いブロックを見越した高ーーいフィンガーロールレイアップ。お見事としか言いようが無い。DET89-ORD86の3点差。

次はマジックの攻撃。トーコルーが意地を見せ、テイションのガードをかいぐぐってペネトレイトからのジャンプシュートを決めた。スコアはまた1点差に戻る。残りは40秒しかない、頑張れピストンズ!

マジックのディフェンスもなかなかにタイトになってきた。チャウンシーとラシードが何度もピック&ロールをトライするけど上手く行かない。ショットクロックがどんどん減っていく。残り4秒になったところでやっとリップにボールが渡る。リップは、マッチアップがネルソンとは言え、難しい位置からのジャンプシュートを見事に決めて、DET92-ORD86。

残り40秒、マジックの攻撃。ダーコにボールが入った。と思ったら、ダーコをガードしていたラシード兄貴がナイスディフェンス!ダーコがシュートをミスし、リバウンドはC-Webbへ。グラント・ヒルはC-Webbからパスをもらったリップにファウルする。残りは20秒。

リップはFTを2本とも決めた。93-88の5点差。これで勝負は決まった。

、、、と思った私は間違いだった。マジックはタイムアウトを取る。そしてこのタイムアウトの後、出てきたばかりのRedickがスリーを決め、2点差にする。まだまだ死なないマジック。敵ながら天晴れなチームである。

残り8秒でORD91-DET93。そして試合はファウルゲームに。チャウンシーが冷静に2点を決めて、95-91の4点差にする。この後、ネルソンが素早くレイアップを決めるものの、もう時間が無い。マジックの攻撃もついにここまで。最後にリップがFTを慎重に決めて、最終スコアは97-93。

最後の3分18秒間で、17-8とマジックの倍以上のスコアをマークしたピストンズ。

「5点差付けられても、焦りは全く無かった。俺たちは今まで何度もこういう状況を乗り越えてきたからね」

というラシードのコメントが全てを物語っていた。

今日の試合は、マジックがかなり頑張っていたので、第2Qに7点差をつけられ、さらに引き離されそうになったことがあった。が、ここでフリップ・マーリーとデルフィーノが登場。フリップの4スティール4得点と、デルフィーノの3/3FG、2/2FTのパーフェクトな8得点が試合の流れをピストンズに引き戻した。今日の試合は、最後の数分が山ではあったけど、実はその前のクリティカルポイントでチームを救ったのはこの2人である。

どうしてサンダースは後半、スタメンばかりの起用になってしまったんだろう。デルフィーノとフリップがこんなに調子が良かったのに。今日勝てばしばらく試合が無いから休める、という計算はあっただろうけど、スターターのプレイタイムが長すぎるのはベンチメンバーの調子を上げるという点では非常によろしくない。もっとベンチを使って欲しい。第4Qの最後の5分はスタメンに任せるのが良いと思うけど、その前までならベンチと組み合わせて使っても構わない気がする。

さて、次の相手はいよいよシカゴ・ブルズ。これが事実上のイースタンカンファレンスファイナルとなるだろう。Round2のGame1は土曜日(もしくは日曜日)、つまり、1週間後です。

ブルズが強いのはわかっている。でもピストンズだって負けないぞ!

Goooo Pistons!!

■2007年04月27日 ミシガンの春
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3日前くらいに撮った、アパートの前の桜。ここミシガンにも、やっと春が来たようです。日本のソメイヨシノとは全然違う種類だけど、とっても綺麗。

最近、仕事がとても忙しくて、本当に困る。仕事とNBAは全く関係無いのだけど、何もプレイオフの時期にこんな忙しいプロジェクトを私にやらせなくてもいいじゃないか、と言いたくなる。

柄にも無くちょっとストレスが溜まってきたので、息抜きに桜の写真を載せてみました。

それにしても今年のプレイオフは波乱が多い。

ピストンズの試合はもちろんだけど、他のチーム同士の組み合わせでも、第1ラウンドから面白い試合ばかりなので、眠いのについつい見てしまう。

ブルズは昨季の王者ヒートを本当にスィープしてしまうんだろうか。
ピストンズはブルズを倒せるかな。今のブルズは勢いが凄いだけに、ちょっと心配になってきた。

西の王者ダラスは支離滅裂なスタイルのウォリアーズに惑わされて、すっかり自分たちを見失っている。ダラスが1回戦で消えるとは思わないけど、さっきGame3を落としたので、これで1勝2敗。少なくともGame6まで戦わなければならない。ダラスはウォリアーズのせいでファイナルに来る前に力尽きそう。

となると、西からファイナルに勝ち上がってくるのはサンズかスパーズ。サンズのラン&ガンがプレイオフでも通用するところを見たい人は多いと思うけど(私もです)、最終的にはスパーズが残りそうだなぁ。うーむ。

・・・近況を書こうと思ったのに、いつの間にかNBAの話になってしまった(汗)

つまり、相変わらずNBA漬けの毎日です、ということで(笑)

■2007年04月26日 Round 1 Game 3: Pistons vs Magic
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Pistons 93, Magic 77

テイションが23点の大活躍!マジックは第1Qの序盤はダンクや速攻が多く、勢い良くスタートしたのにも関わらず、最終的にFG41.9%と、ここ3試合の最低を記録した。

今日のピストンズはリバウンドでマジックに8本も上回った。どちらのチームもFGが良くなかったので、リバウンドを制したのはとても大きかった。ダイス11、ウェバー7、テイション7、ラシード6。みんな、お疲れ様でした。

今日はラシードを筆頭にピストンズの4人と、マジックのハワードがテクニカルファウルを取られたが、そんなに荒れた試合だったかというとそういうわけでもなく、審判が敏感に笛を吹きすぎていたような気がする。

そんなわけで、第1ラウンド突破まであと1勝。Game4は再び敵地オーランドで、土曜日の午後3時から。時間がいつもと少し違うので、録画時間を間違えないようにしないと。

Go Pistons!

■2007年04月26日 グラント・ヒル「足首の怪我が悪化したのはピストンズのせい」
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元ピストンズのスタープレイヤーであり、現オーランド・マジックのベテラン選手、グラント・ヒルの、

「2000年のプレイオフで、怪我した足を抱えたままプレイしたことをとても後悔している。あの怪我から完全に回復するまでに7年もかかった」

というコメントが、Orland Sentinelに載った。

簡単に言うと、ヒルは、
「ピストンズのメディカルスタッフが、プレイしてもこれ以上のダメージは起こらないから大丈夫だと言ったんだ。ピストンズは俺を無理矢理プレイさせたんだ」
と、当時のピストンズのメディカルスタッフおよびコーチらを責める発言をしたというわけ。

このコメントに対して、デトロイトのメディアやファンはすぐに反応し、反論記事を載せている。

ちゃんと詳細を書きたいのですが、何しろ時間がなくて、、すいません。でも、ひとつだけ言えることは、7年ぶりに健康なスタープレイヤーは、今こそ自分のサラリー(7年間$93ミリオン)に見合った働きをしようと、チームの中でたぶん誰よりも高いモチベーションを持ってプレイしている。特に、足首の悪化の原因を作った(と本人は少なくとも思っている)古巣、デトロイト・ピストンズに対しては。Game1でもGame2でも、ヒルはまるで90年代初め頃に戻ったかのようなプレイをしている。Game3はオーランドのホーム。果たしてヒルはマジックのプレイヤーたちをどこまで引っ張れるのか?たぶん今夜のゲームでその答えが出るだろう。Game3は彼らにとって、must-win game。今夜頑張らなかったらもう後は無いのだから。

■2007年04月23日 Round 1 Game 2: Magic vs Pistons
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Pistons 98, Magic 90

2勝目いただき。あと2つです。

"It's all about adjustment."

プレイオフは修正がモノを言う。全ては修正次第。NBAでよく言われることだが、本当にその通りだなと思う。

Game1と比較して、各チームがどんな修正をしてきたか見てみよう。

まずはマジック。
FT成功率:Game1 50% → Game2 65.4%
ターンオーバー:Game1 21 → Game2 9

次にピストンズ。
マジックのFG成功率:Game1 58.1% → Game2 46.1%
リバウンド(マジック対ピストンズ):Game1 39対33 → Game2 42対44
ペイントエリアの得点(マジック対ピストンズ):Game1 44対24 → Game2 34対28

マジックは、FTを一生懸命練習してきた。Game1で3/11しか入れられなかったドゥワイト・ハワードは、Game1の後、チームメイトと一緒にホテルに戻らず、直接練習場に行って、何度も何度もフリースローの練習をしたらしい。たぶんその気合いがチームメイトにも伝わったに違いない。それぞれがちゃんと練習してきたようで、Game2はマジックは全体的にFTがわりとよく入っていた。

FT成功率UPは予想通りだったけど、マジックを見ていて驚いたのは、TOの数を格段に減らしたこと。Game1の半分以下なんてスゴイ。Game1が酷すぎたというのもあるけど。ちなみにピストンズのTOはそれより更に少ない6なんだけど。スゴイでしょ。

ピストンズは、Game1でペネトレイトやゴール下でのレイアップ、ダンクを許しすぎたために相手に58%の成功率でFGを決められてしまっていた。ペイント内でやられるケースが多かった。そこでGame2では、インサイドを固める作戦ーーゾーンディフェンスを前半から採用。中を固められたマジックは外に頼るようになる。中を固めた分、外が空いたので、トルコ人フォワードTurkogluのシュートがかなりの確率で決まってしまい、マジックはピストンズと付かず離れずで試合を運ぶことができたが、その分インサイドの得点はかなり抑えるこできた。

Turkogluのアウトサイドシュートが前半、7/7とパーフェクトに決まったのにはさすがに驚いたが、ピストンズにしてみれば、全ては作戦通りと言ったところだと思う。インサイドからの攻撃を減らし、アウトサイドに注意を向けることで、レイアップやダンクなどのイージーバスケットによるダメージを防ぎ、マジックをアウトサイド一辺倒なゲームをするように仕向けることができたのだから。

試合後、グラント・ヒルが、「我々は、ピストンズのペースで、ピストンズがやりたいようにプレイさせられた」と言っていたけど、まさにその通り。

ちなみに今日の試合は、ドゥワイト・ハワードがflu-like-symptoms(胃腸の調子が悪いとか何とか)のせいで全く機能していなかった。マジックのリバウンドの数が減ったのはハワードの調子が最悪で、プレイタイムがいつもより少なかったことと、ハワードがコートにいる時でさえも、いないほうがいいんじゃないか、というくらい酷い出来だったせいもあるだろう。ハワードは11リバウンドこそ取ったものの、得点はわずか8点に終わった。せっかく練習したFTもほとんど披露できず。ハワードはFTをたった3本しか打っていない。そのうちの2本入ったけど。

今日はスタメン全員が2桁得点というピストンズ本来のバランスアタックが戻ってきた嬉しい試合でもあったのだが、Player of the Gameは、ショットクロックギリギリで、ラインのずっと向こうから、しかも片手だけで打ったロングスリーポイントがまたもや決まったラシード兄貴。ラシードはスリーポイント3本を含む17点、11リバウンド、3アシスト、3ブロックショット。特に、Game1と同じように、今日も出だしから非常にシュートの調子が良かった。

マジックはピストンズ以上の頻度でゾーンディフェンスを使っていたが、賢いラシードはマジックのゾーンの穴になる場所にサッと入ってボールをもらってはシュートを決めていく。特に、フリースローライン付近が穴だったようで、ラシードがそこからシュートするときは、ほとんどがノーマークのオープンな状態だった。

マジックはGame1よりもずっと激しいディフェンスでピストンズのFGを41%に抑えた。が、勝負の分かれ目になる第4Qはやはりピストンズのものだった。

第4Q残り3分24秒、Turkogluの22点目となるジャンプシュートが決まり、スコアはDET85-ORD78で7点差。次はピストンズの攻撃。マジックは顔がくっつくくらいのタイトなハーフコートトラップでリップを苦しめる。リップはダーコとグラント・ヒルに囲まれて完全に行き場を失った。ショットクロックがどんどん無くなっていく。5秒、4秒、3秒、、流れはマジックに傾いていた。2秒、1秒、苦し紛れに出したリップのパスを完全にキャッチする暇もなく、ラシードが片手でエイッとボールを放り投げた、えっ、まさか、入ったぁぁぁぁあああああ!!

スリーポイントラインから思いっきり離れた位置からの超ロングシュート。マジックは、トラップディフェンスがほぼ成功しかけていたところをラシードの「適当に打ったら入っちゃった〜」みたいなあり得ない一発で撃沈されたので、ダメージは相当大きかったに違いない。これで流れはまたピストンズに戻った。

ただし、ピストンズファンなら既に誰でもご存知のように、ラシードのミラクルショットは決してラッキーショットではない。ラシードはこれを本当に毎日練習しているからだ。私は、ラシードに限らず、どんなプレイヤーでも、ラッキーショットなんか無いと思う。このときもそうだったけど、ミラクルショット=ラッキーショットではない。毎日の練習の積み重ねがミラクルショットを生むのだ。練習しない者に奇跡は起こらない。

次のゲームは木曜日、オーランドで行われる。2敗したマジックは、Game3で負けたらもう後は無いから、死に物狂いで挑戦してくるだろう。ハワードの体調だってとっくに全快しているはずだ。ハワードは、Game2でチームに貢献できなかった分、次こそは100%の力を出し切って勝ってやるぞと思っているに違いない。それに、オーランドではホームコートではファンの熱い応援が後押ししてくれる。マジックのような若いチームはホームのファンの応援がとても心強く感じるに違いない。

ピストンズは、マジックがフルエナジーで臨んでくることも、ホームのファンがブーイングしてくることも、マジックがホームに強いこともわかっている。マジックには残念だが、今季のピストンズはホームよりもロードのほうが強い。ロードに出ると、団体行動ばかりなのでプレイヤー同士の絆がより深まるし、家から離れる分、試合への集中力を乱すような要素(家族や友達)が少なくなるからだと言う。ロードに強いピストンズとホームに強いマジック。となると、あとは勝ちたい気持ちが強いほうが勝つに違いない。気持ちで負けないように頑張って欲しい。ラシード兄貴、次の試合も頼むよ〜!

Deetroit Basketbaaall

■2007年04月21日 Round 1 Game 1: Magic vs Pistons
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Pistons 100, Magic 92
いよいよ始まりましたプレイオフ!お客さんの応援も選手の意気込みもTV局の対応も全てギアアップするプレイオフ。ピストンズのスターティングラインナップの紹介も、レギュラーシーズンのものを少し改良して、"It's Playoff Time!"とC-Webbが言うひとコマが入っていた(その代わり、ダイスのひとコマがカットされてしまったけど・・・涙)。

今日はプレイオフ初日しかも週末だったので、フェイスペインティングもやっていた。私も早速、髪とほっぺにペイントしてもらって、気合い十分。今日はチャウンシーが活躍すると見込んで、チャウンシーの赤ジャージ(本人のサイン入り♪)を着てきたのだけど、ほっぺに描いてもらったのは"BALL DON'T LIE!"。そう、ラシードです。フェイスペイントをしてくれるおばさんに、「きっと今日はラシードがキーになると思うんだよね、私は」と言うと、「そうね!ラシードはプレイオフをとても楽しみに待っていたものね!」と言うおばさん。さすがピストンズのことをよくわかっている。


今日はパレスで日本人もたーくさん見かけた。声はかけなかったけど、知っている顔がいっぱいいた。ここによくコメントくださるまっちゃさんの御一家とはちょこっとだけどお話もできて、とても嬉しかった。まっちゃさん、頼んでいたビデオ、忘れずに持ってきてくださってありがとうございました!

試合内容をおさらいしてみよう。

ピストンズは第1Qから調子が良かった。特にラシードはスリー2本を含めていきなり10点(全部で16点)決めるほどの好調ぶり。また、ある程度予想済みではあったけど、マジックの6フィートしかないPG、ネルソンの代わりに6フィート8インチのグラント・ヒルがチャウンシーをガードしたため、今度はリップ対ネルソンのところがさらに大きなミスマッチに。リップは6フィート7インチで、6フィート3インチのチャウンシーよりも背が高いのである。チャウンシーからどんどんパスをもらったリップは軽々とシュートを決めて、1Qだけで7得点、試合終了時にはチーム最多の22得点。

ちなみにマジックはリップに何本か連続でシュートを決められた後、第1Qの最初のタイムアウトでマッチアップをネルソン対チャウンシーに戻したが、そうすると今度はチャウンシーがサイズのアドバンテージを活かすようになり、最終的にチャウンシーも22点。そのネルソンはたったの10点、しかも第4Q途中でファウルアウト。ご愁傷様。。

一方のマジックは序盤、シュートが入らないだけでなく、TOを連発。ピストンズのディフェンスが特に良かったわけではなく、自滅的なTOが多かった。若くてPO経験の少ない(もしくは全く無い)プレイヤーが多いので仕方が無いのかもしれない。

第1QはDET28-ORD16とピストンズが圧倒。その後、第2Qは23-27とやや押されるが、8点差をつけて前半を終了。第3Qでは再びピストンズが盛り返して、24-30。そして第4Qの最初にピストンズのシュートが決まり、83-67と点差はこの試合最大の16点になった。これで勝負はついたかのように見えた。

しかしここからピストンズのシュートがいきなり入らなくなる。一方のマジックはダーコやグラント・ヒルのシュートが入り始め、前半ほとんど入らなかったドゥワイト・ハワードのFTも決まるようになり、16点もあった点差は、残り53秒で3点差まで縮められてしまった。

このオフェンスの不調の原因を作ったのは多分リンジーだろうと私は思う。リンジーがチャウンシーに代わってコートに出てくるたびに得点が止まってしまったからだ。リンジーは一人でボールを長く持ちすぎることがある。リンジーのパスのタイミングが悪いから、パスをもらった人も連携プレイが出来なくなって、アイソレーションで決めようとする。結果、一人一人がボールを持ちすぎてしまい、24秒使い切って、シュートが入らないまま終わり、もしくは無理なシュートを打って終わり。このパターンを繰り返しているうちにマジックに追いつかれそうになってしまったというわけ。

経験の少ない若いチームならここで焦るのだろうが、ピストンズはこういう状況を何度も何度もくぐり抜けてきているからか、至って冷静。残り37秒、ピストンズボールでリップがレーンの真ん中くらいまでペネトレイト、マジックは3人がかりでリップを止めようとする、そしてここでベースラインからカットインしてきたテイションにパス、テイションがダーコ越しにダーーーーンク!!!!いつものリップならここで止まってジャンプシュートをしたはずだが、このときリップは非常に冷静に周りを見ていた。そしてテイションのこのナイスムーブ。これで5点差。

その後、グラント・ヒルがすかさずレイアップを決めて3点差に戻して、ファウルゲームを始めたが、チャウンシーは6本中5本を決め、その間マジックは1点も入れることが出来ず、ゲームオーバー。


今日のピストンズの勝因は、というか、マジックの敗因は、36本も打って半分しか入らなかったフリースローと、21ターンオーバー。マジックのFTA(Free Throw Attempt)が多かったのは、ピストンズがドゥワイト・ハワードに対してわざとファウルをしてダンクやレイアップシュートを簡単にさせない作戦を取ったから。そのハワードは3/11しかFTを決めることが出来なかったので、ピストンズの作戦が大当たりだったということになる。もちろん普段のハワードはこれよりはマシなFT成功率を残しているので、次はこんなにうまくはいかないと思うけど。今日は彼にとって人生初のPOゲームだった。6ターンオーバーしたことも、13点しか取れなかったことも、彼がこの先成長する肥やしになるだろう。

今日一番嬉しかったのはデルフィーノが素晴らしい働きを見せてくれたことだ。マジックに押され気味だった第2Qで一番光っていたデルフィーノは、このQだけで7点、最終的には9点決めてピストンズの勝利に大きく貢献した。ディフェンスではマジックで一番点を入れていたグラント・ヒルやトルコ人フォワードのTurkoglu(これ日本語ではどう発音するんでしょうか?)をガードする重要な役目を担った。彼はGame2でもきっとプレイタイムをもらえるだろう。楽しみ楽しみ。

ダイスは得点だけ見ると5点と目立ってないように見えるが、実は一番ハッスルしていたと思う。19分しか出ていないのに、チーム1の9リバウンド。そののうち、4つがオフェンスリバウンド。ダイスのオフェンスリバウンドにピストンズは何度も救われた。ファウル5がなかったらもっとプレイタイムをもらえただろうし、もっとスコアしていただろうと思う。


今日のピストンズは、ゾーンもほとんど使ってないし、トラップディフェンスも一度も出さずに終わった。マジックが自滅してくれたのでその必要が無かったと言ったほうが正しいだろう。しかしシリーズが進むにつれてマジックも作戦を立て、修正して臨んでくる。マジックがピストンズに全てのディフェンスの手の内を見せなければならないほど追い詰められるかどうかはわからないけど、Game2はきっとこんなに簡単には勝てないだろう。少なくともFTはこれよりは入るようになっているはずだ。今頃やっきになって練習しているはずだから。油断は大敵。でも油断しなければ確実に勝てる相手なので、きっちりとホームゲームを勝ち取って欲しい。

Game2は月曜日の夜7時から。私はまたパレスに行って応援してきます。パレスに行けない皆さんの分も応援してきますね。

Deetroit Basketbaaall


■2007年04月21日 Pistons 1st Round Preview
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あと3時間でマジック対ピストンズのGame1が始まる。私はあと1時間もしたらパレスにいるでしょう。時間がないのでちょこっとだけだけど、マジック戦のPreviewを書いてみる。

バックコートはピストンズが絶対有利。今年はグラント・ヒルが怪我の無いシーズンを送り、先日のピストンズ対マジック戦では数年ぶりに全盛期に戻ったかのようなプレイを見せたが、それでもネルソン対チャウンシーのミスマッチを帳消しにできるほどではない。今季、サイズ不足のネルソンに対してチャウンシーは平均26点も取っている。たとえヒルがチャウンシーについたとしても、今度はリップが空いてしまうのでこれもダメ。対グラント・ヒルディフェンスについては、テイションとリップとデルフィーノをかわるがわるぶつける作戦で良いと思う。

ピストンズファンとメディアに馬鹿にされてしまった例のネルソン発言は、たぶん自分とチームを鼓舞させようとしてのことだろうけど、ピストンズにも良いモチベーションを与えてくれたんじゃないかと。ダイスはネルソン発言に、「ははは。0勝4敗のチームの人間がそんなこと言ってもねぇ・・・」とあしらっていたけどね。

話を戻そう。次にフロントコートだが、マジックには21歳にして既にリーグ屈指のトップセンターとなったドゥワイト・ハワードがいる。彼はリバウンドを本当に良く取るのでピストンズはたぶんリバウンド数では負けると思う。ハワードはとにかくダンクが好きで、彼のシュートはほとんどがダンクと言っても過言ではないが、ピストンズにはビッグマンが6人もいるのが強み。先日マジックと対戦したときには、次々と選手を送り込み、ハワードに対してハードなファウルを繰り返して、彼の攻撃力を半減させた。ハワードはFTが58.6%しか入らないのでこの作戦はPOでも有効だと思う。

控えのセンター、ダーコは足首の捻挫のためGame1を欠場する可能性が高いが、もしかすると出場するかも。ただしダーコが出たとしても、3年間もダーコと一緒に練習してきたラシードやダイスは、ダーコの弱点をよーく知っているので、彼がいてもいなくても、ピストンズにとっては不都合なことは特に無い。

ピストンズは、ダイスの好調も手伝って、インサイドのディフェンスがとても良くなっている。今季はサンダースHC直伝のゾーンディフェンスがとても効果的に働いているのが大きい。トラップディフェンスや従来のマンツーマンも生きているので、ハワードをある程度抑えることができれば試合運びはとても楽になるだろう。

ちょっと心配なのはオフェンス。ピストンズは時々シュートスランプに陥る時間帯があるからだ。あとは、fluにかかって以来、ウェバーの調子が戻らないことが不安材料。でもマジック戦に限って言えば、マッチアップから言ってもチャウンシーとテイションあたりが確実に点を取れそうなのであまり心配はしていない。

さて、そろそろパレスに行ってきます。それではまた!

■2007年04月20日 フリップ・マーリーの自宅で発砲事件
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火曜日に地元紙にちょこっとだけ出たニュースですが、詳しい続報が入ったので書いておこう。

今週月曜日の深夜1時半頃、控えガードのフリップ・マーリーがストリップクラブから帰ってくるとき、マスクを被った二人の男が後ろからつけていた。そのマスクマンたちは、Troyにあるフリップの自宅の窓とドアに向けて3回発砲し、逃げたという。フリップ本人も家族も無傷だったので本当に良かった。犯人はまだ捕まっておらず、警察では目撃者の情報を集めている。

この事件の後のトロント戦で、フリップは何事も無かったかのようなナイスプレイをし、16点を挙げてピストンズを勝利に導いている。スゴイですね。プロですね。

詳しくはこちらでどうぞ。

■2007年04月18日 Pistons vs Celtics
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Pistons 91, Celtics 89

同点で迎えた第4Q、残り時間ほとんど無しで打ったフリップ・マーリーの決勝シュートが決まってピストンズがシーズンのファイナルゲームを白星で終えた。

最後のシュートだけでなく、試合を通してフリップは素晴らしい活躍だったんだけど、それよりも凄かったのは19歳のアミア・ジョンソン!キャリアハイの20点、12リバウンド、4ブロックに3スティール。すごいでしょう。まだまだプレイは荒削りだけど、私は彼のオフェンスリバウンドへの反応が良いところが好き。NBAにドラフトされたときは3番(SF)のポジションだったのに、背が伸びたために今季からは4番(PF)になったアミアは、PFにしてはまだ少しパワー不足な感があるけど、オフェンスリバウンドが取れるというのは、このポジションでは大きなプラスだと思う。頑張れアミア。来季も期待しているからね!

セルティックスは残念ながらシーズンを通して大量の怪我人に悩まされ、今夜の試合でも主力がいない状態だったが、ピストンズもチャウンシー、リップ、ウェバーが欠場したのでおあいこでしょう。両チームとも最後の試合なのに(ラシードとテイション以外は)一生懸命プレイしていて、なかなかに良い試合だった。

さて、ピストンズはレギュラーシーズンを59勝23敗で終えて、ご存知の通りイースタンカンファレンスの第1シードからプレイオフをスタートする。初戦の相手はオーランド・マジック。

先日のオーランド戦の後、マジックのガード、ネルソンが「第1ラウンドでピストンズと当たっても勝てると思う」なんて発言をしたものだから、地元メディアもこれを大きく取り上げて、「ネルソンはピストンズと第1ラウンドを戦いたがっている」「ネルソンは、ピストンズになら勝てると発言した」と報じてしまい、地元ファンは、「今季全敗(4敗)しているピストンズ相手に勝つ自信があるだなんて、アイツは馬鹿か?」「一度サマースクールに戻って、チャウンシーをガードする方法を見つけてから戻って来い」などとファンが集まる掲示板でさんざん罵って楽しんでいた。

しかし、マジックには大型センターのハワードがいる。油断は禁物である。ピストンズは次のラウンドでマイアミもしくはシカゴと当たるので、第1ラウンドはちゃっちゃと片付けてしまいたいところだ。第1試合は土曜日7時から。楽しみ楽しみ!!

Deetroit Basketbaaall


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